チョコ食べて甘いって笑って
ラストのパフォーマーは成宮氏。こわれ者の祭典レポもラスト。
明らかにイジメだって、目に見えない感じの事は全部ギリギリセーフなんだろうかと色んな想い出を思い出してました。
電源をオフにしているMP3。
何も鳴らないイヤフォンが武器。
通り過ぎるだけの人も、挨拶をする、話をする、名前を呼ぶ、再会をするをすると、それは出会いになるよね。
道標なんてすぐにぶん投げてしまう。人間としてこの道を選ぶべきだとわかっていても、どうしてもどうしてもそれを選べずにきて、ほんの少し先の事も全部わざと見えない方向に走って行ってしまう。
黙っていれば、何も言わず黙っていれば、それなりに楽に生きていく方法があるのに、そうすると生きている実感が何もなくなってしまうから、どうしてもそれが出来ない。
ある日、自分のブログにアクセスしたら出てきた言葉。
『この記事には一部アメーバの健全なサイト運営に相応しくない表現、言葉が含まれている可能性があるため、アクセスすることが出来ません。』
生きていれば不健全な事だってあるでしょ?
生きていれば正しくない事だってあるでしょ?
生きていれば憎む事なんて死ぬほどあるでしょ?
生きていれば死にたい事なんてたくさんあるでしょ?
人生は躁鬱スタイル急斜面。下る姿晒して行く。
終わる事がやだから、楽しい事が怖い。
別れる事がやだから、出会うのが怖い。
でもひとりぼっちは寂しくて死にたい。
人生は一回、何それ、ホント恐怖しかないだろ⁈
全部、全部通り過ぎて行く、目の前を全部、ただ通り過ぎて行く。
旅行に行って、何線かわからない電車に乗って、名前もわからない街並みを見てピンク色の子供用の自転車や、その家の外に置いてある洗濯機や、窓の中から見える家の中のタンスや、何かそういう人々の生活が現実的にわかる物を見ると、そこにもヒエラルキーがあって、知らない人が知らない生活や知らない世界で、暮らしていて日々会話やご飯で暮らしが営まれているのだと思うと、頭がパニックになりそうになるあの気持ちは何なんだ。
百人町の古いアパートが並ぶ街並みをそこのポストに刺さっていた不動産屋のチラシや、おっちゃん達が集まっている公園の自動販売機で売っていた80円のポッカレモンや、みんな、みんなどうやって感情を持て余さないように上手いこと生きているんだろう。
安全な道、傷つかなくていい道なんてただの言い訳だから、ひとりぼっちになる保身、そんなの辞めだ、辞めだ、辞めだ、もう全部辞めだ。
もう辞めだ、ひとりぼっちになる保身にとか、用意しとくのも、もう辞めだ。
悲しみも諦めつかない空洞も笑えるまでずっと咀嚼しまくってやる。
憎しみも汚い言葉も思い出も笑えるまで笑えるまでずっとずっと咀嚼しまくってやる。
何でもかんでも面白くして笑い飛ばしてメンヘラポップを体現してやる。
わかりやすくわかりやすく頭の堅いあいつにもわかるようにわかりやすく、噛み砕いて、貴方と私の生き辛さを全部伝えていってやる。
貴方の生き辛さを見せつけてやる。
大阪のドヤ街で仲良くなった、おっちゃんが言ってくれた言葉、
『いいか、現場に行くことが大事や、アイコちゃんはアイコちゃんの人生を生きなきゃアカン。』
ありがとう、のぼるさん、私は私の人生を生きるのだ、紆余曲折しまくって挫折しまくって生きるのだ。
有限も無限もいらん、幻想は幻想としてここに置いてく。
この、この世界との距離感は何なんだ、自分の部屋と世界との距離感は何なんだ。
でも私は私の衝動を信じる。
でもこの世界との感じる距離感は何なんだよ。
ここじゃないどこかなんて、ここじゃないどこかなんてどこにもないんだろ、だから行くんだろ、だから生きてるんだろ。
私は何度も乗り過ごして来ただけで、何度もやり過ごして来ただけで、別に何も得てないし、それでも今、こうして人と人と向かい合って会話をする奇跡。
私が今、自分の黒歴史を笑って聴いてもらえる奇跡。
この現実がいつかの自分の理想かもしれないんだなという事。
こわれ者の祭典が全てを救うだなんて思ってないです。
私の言葉が貴方を救うだなんて思ってないです。
周りにいた人が自分で死を選んでいた事、なかった事にしない。
それでも生き残った私は生きていく事を出来るだけ辞めないように、伝える事を辞めない。
出来るだけいいから、そして後悔と悲しみだけの人生にしない。
後追い自殺はしない。
チョコ食べて甘いって笑って、今のことを全うしようぜ。
全部忘れないから、チョコ食べて甘いって笑って今の人生を全うしようぜ。
何それ全然大丈夫じゃないじゃん、でもそれわかるわぁ、私も全然だいじょばないわぁって笑うのが私の愛だ。
今貴方は鬱モードなのか、じゃあ1秒ずつとりあえず生きていこうよ。って笑う、それが私の愛だ。
何で私を置いていって死んでしまったのかな、泣いたあの子の棺の前で。
何で死んでしまったのと思った。あの人のミクシィプロフィールの画面で。
何で死んでしまったのと思った。あの人が撮った写真の前で。
でも絶対後追いしない。私は生きる。
チョコ甘いって笑いながら私は生きる。
チョコを齧り、死を美化しないと笑って生きる、これが私の愛だ。
チョコ齧り、死を美化しないと笑って生きる、それが貴方の愛だ。
笑って生きる、笑って生きる、忘れないって笑って生きる、それが私の愛だ。
…ほぼ全文そのままです。書きながら泣いたね、今までのブログで一番読んで欲しいかも。
こわれ者の祭典、レポラストとか冒頭に書いたけど、やっぱりもう少しだけ、続くよ。