2歳から94歳までの表現
障害。
読んで字のごとく。
アートや表現の世界では時にフラットになると思います。
そして経験も関係なく想いを作る。
そんな3331で開催中の展示、ポコラート全国公募展vol.5に凸してきたよ。
vol.4に続き個人的に見に来るのは二度目。
色んな方向から攻め込む3331が好きだから今回はこれ目的じゃなく来たんだけど、タイミングがあって、結果とても面白かった。
vol.1〜vol.5までに参加した方の年齢、2歳〜94歳。
これほど広い年齢層の展示がかつてあっただろうか？
一言だけこの公募展に共通する事があります。
作り込み及び描き込み。
尋常じゃない、一種の狂気を含んでる。
って事でいくつか紹介。
見てわかる通りってわからないよね、意味不明っていう意味よりもiPhoneのカメラじゃ追えないレベルの作り込み。
中でも一番気になったのはこの洋服。
最初彫刻かなって思った、木を削ってそれに塗装したみたいな。
違う、そうじゃない、これ画材は何か特定出来なかったけど、パリッパリになるまで洋服をハンガーごと塗り固めてる。
これは新しい発見、この質感の洋服を今まで見た事がない、少なくとも確実に流通はしていない。
新しい物を求め続けるファッションにおいて一撃入れられた感が凄かった。
全体を通して、やりたいからやる、表現したいから作るっていうある意味でアートの根っこみたいな展示でした。
ポコラート全国公募展vol.5
〜2015年7月20日
