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アクティブな人見知り

いろんな所に凸したレポート

墓場まで持って行けなかった秘密の話

再び神保町画廊。
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皆さんは人に見られたくない物はありますか?
よくね、死んだら何も見ずにPCのハードディスクは破壊してくれとかそういう話聞くじゃないですか。

そんな展示に凸してきたよ。
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架空のふたつのストーリーが交錯します。



「私は妻が出かけている合間、しばしば関係を持った女性を自宅に連れ込んでいた。
カメラが趣味の私は情事に及ぶ前後、彼女をモデルにお互いの楽しみとして写真を撮影していた。そこに写る彼女は日頃からは想像つかない大胆さで美しく私を挑発をしている。
この写真は私たちの秘められた関係の証拠であり、他の誰も見る事の無い二人だけの秘密の記録だ。」



「夫が亡くなって一年が経とうとした時、夫の書斎机の引き出し奥からブリキの缶箱を見つけた。
その中には私の知らない女性が自宅の居間や台所であられもない姿を晒している写真が何枚も入っていた。
私はその写真を見た瞬間、夫が撮影したものだと理解し同時にそこに写る女性との秘密の関係を知ってしまった。
破り捨ててしまいたい程の嫉妬心と怒りを感じながらも写真から目が離せなかった。
私が愛した夫の「作品」としてこの写真を発表しなければと思ったのだ。」



…リアル。

ねぇ、ハメ撮りとかそれに準ずるものが出て来たら普通はキレますね?

しかし、愛した人の作品だからと発表する。

嫉妬とプライドみたいな物ですね、わかります。
というか今後、フィクションじゃなくてやる人はいるでしょう、良し悪しあるでしょうが。



更にね、この写真上手いの。

技術とは別の上手さ。

見てて凄くイラッとさせるセンス。

布団の上、居間の椅子に座ってテーブルに脚を乗せた女性。

最高にイラつく。

女性側というか妻側の視点での話。

こういう表現法もあるんだなって。

最後の後始末の参考に凸してみてはいかがでしょうか?



left behind -残されたもの- 小林修士写真展 
〜2016年3月21日