天使の涎
以前のエントリーで紹介した砂の城オーナー北大路翼氏。
芸術公民館跡地砂の城
句集、天使の涎が出版されました。
会田誠氏に、そろそろ彼を知るべきですよ。と書かれる人物。
会田氏からChim↑Pomとは別の方向で派生した方です。
アルコール、ギャンブル、女、と文字に起こすと、うわぁ…という感じ。
歌舞伎町と北大路氏をよく表す内容の句集だなと、そのままの生き様というか。
だけど、俳句に対する熱意と誠意は凄い。
そこも同時に伝わる内容です。
2000句、いわゆる575だけではありません。
素敵な句からゲスな句、笑うような句まで様々。
『未練たつぷりはうれんそうを茹で過ぎる』
この句が個人的に一番好きでした。
定期的に砂の城で句会も開催しているので、気になる方は是非。
北大路氏のTwitterより。
全句が人に伝はらなくてもいい。
あなただけの一句のために、残りの1999の屍がある。
何かしらがあなたに届きますやうに。
宇宙連合屍派