秋葉原のエウリアン
皆さん、美術館とギャラリーの違いって知ってますか?
今回、秋葉原にある某ギャラリーに凸してきたよ。
えーと、某って言ったのはアレです、凸したかったんです(笑)
『絵の展示してまーす、良かったら見ていって下さい』
って言いながらチラシ配ってる人を見た事がありませんか?
そう、通称エウリアン。
別の展示を見に行く途中で一度スルーして、その見に行った展示のレポはまた別に書く予定ですが、帰りもまだやってたから、チラシを受け取りました。
が、スルーしてたら、ちょっとお兄さん、お兄さんと引き留められます。
…凄くね?
チケット取ったら強制的にストップさせられるからね。
で、
『中で展示してるので、良かったら見て行って下さい。』
と。
まず、記帳させられます。
名前、住所、普通のギャラリーだと精々これくらい。
が、しかし、最初拒否りましたが、
『次の方が書けなくなっちゃうんで〜』
という事で、年齢、職業、性別、電話番号まで書かせられるから注意してね‼︎
ちなみに凸した時はほぼ何も知らないであろう外国人のみでした。
『うちでは版画って技法で作ってるんですよ〜』
ほぼ、スルーしつつ、2階がメインだという事で2階に。
…いやぁ、勉強不足でしたね、ラッセンの絵がないじゃないか(笑)
というか本当に全ての作家知らん。
『お兄さん、美術館とギャラリーの違い知ってますか?』
って事でここは絵を売る所だよアピール。
『ギャラリーとか行かれます?』
…たぶん、おねーさんよりちゃんと行ってるだろうと。
作家の出身地を説明しただけで、コンセプトとかそういう説明は一切なし。
あとは、
『お兄さん、お洒落ですね〜』
とか、ん、キャバ嬢の方が褒め方上手いぞ、やり直しって感じのトーク。
童貞以外何が引っかかるっていうんですか…
『皆さんに聞いてるんですけど、値段とか大きさとか関係なく一番好きな作品ってどれですか?』
…大きさ?そんな事聞くギャラリーとか存在しないぞ。
で、ひとつだけ3Dの作品お値段200万をチョイスしたら、
『お兄さん、変わってますね…』
発言頂きました、そりゃ立体物だから版画という平面で売りつけられませんからね(笑)
で、他にもいくつか勧められ、全て拒否って、一階へ。
最後に、メガネ拭きとかタオルを勧められ、拒否。
ネタとして買うべきかと思いつつ、高額商品見せて、あっ、これくらいなら買えるって思わせるビジネスのやり方だったので、それも無視。
最後は、
『誰も買ってくれないんです、助けると思って買って下さい。』
買うかよ(笑)おねーさん、ナンボで雇われやってるんですか(笑)
一種の経験にはなりましたが、とてもしつこい。
創価学会よりも個人的にはしつこかった気がします。
ネットワークビジネスくらいのしつこさかな、体感としては。
まとめとして、これは真っ黒とは言えないビジネスモデルだから簡単にはなくならないんだとは思います。
土地柄秋葉原という街に合っているから。
でもギャラリーとしては最低。
こんな最悪なギャラリーは本当に初めて凸しました。
アート界の方々は是非遊びに行って舐めるなと言って欲しい。
そんなギャラリーでした。