アクティブな人見知り

いろんな所に凸したレポート

禁じられた娯楽

皆さんは神を信じますか?

せっかくなので映画と宗教ネタをもうひとつ、ネタバレ含みます。

今回、映画『禁じられた歌声』に凸してきたよ。
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この映画はフィクションです、人民寺院と違い。

でも、多分現代がモチーフになってる。




過激派のルールに蝕まれる街。

娯楽をどんどん無くしていく。

音楽、サッカーetc…

そんな中抵抗する人々。

隠れて歌う。
でもバレたら罰せられる。

鞭打ちとか石投げとかね。

多分ビックリする、えっ、マジで?こんな原始的なやり方なのって。

命の重さって何?

でも、これが現代でもあるっていう。



色々考える映画だけど、一番の見所は少年達のサッカー。

上記でサッカーは禁止って書いてるよね?

ボールがないの。

エアサッカー。

すげー切ない、でも少年達は楽しそうに。
精一杯の彼等なりの抵抗。



禁じられた歌声

神と楽園

皆さんは神を信じますか?

日本だとどちらかというと珍しい宗教。
海外から見るとお仏壇がある日本は家の中に教会があるような物で、信仰心ないとか嘘だろみたいな話もあります(笑)

今回、映画『サクラメント 死の楽園』に凸してきたよ。
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はい、いつも通り過去の凸レポ、ネタバレ含む。

元ネタは人民寺院事件。

3.11前、アメリカで最悪の事件と言えばコレでした。
日本もオウム真理教地下鉄サリン事件とかあったけど、その比じゃない。

死者914名。



神の使い、お父様を主体にしたストーリー。

時代設定は現代。

ドキュメント番組にひとつの依頼が。

妹がカルト宗教に入った、連れ戻したい。

ベタなストーリーです。

表向き素敵な楽園だけど、そこの子供に助けてってメモを渡され…



はっきり言って滅茶苦茶怖い。

夜に何かしてるって描写は最後まで語られる事なく。

ドキュメンタリーを撮るレポーターに外部に情報をバラ撒かれる、もうダメだ…楽園は壊される。
それならみんなで死のうっていう。
現世からの解放。



そのね、毒を飲むシーン含め、ラスト、カオス。

何よりこの映画の結末で亡くなったとされる人数の5倍が現実で死んでるという事実。



物好きな方は是非。



サクラメント 死の楽園

立ち入り禁止の向こう側

皆さんは立ち入り禁止区域に入った事がありますか?

はいと答えた方、基本的にアウトです(笑)

今回、コニカミノルタプラザで開催中の展示、「日本の現場 立ち入り禁止の向こう側」に凸してきたよ。
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主に展示していたのはこちら。

資源(セメント工場)
鉄骨(製鉄所)
造船
首都圏外外郭放水路
研究施設
加速器関連施設
核融合研究施設

ふと、これを見て気付く。
タイトルにもあるけど、現場。

決して立ち入りが不可能なのかって言われると…

重要機密である研究機関を除けば、コネ、金、信用のどれかがあれば突破出来なくはない気もする。

個人レベルで立ち入り禁止の限界に挑んだっていう感じの展示。

スケールはデカい。

スケールというか物質的に。

全体的にバカデカい工場の現場の写真だからね。

機械のデカさ的にこんなのこの国のどこにあるんだっていう規模の物もあったり。

個人的にロマンを感じたのは首都高速道路中央環状線でしたね、完成しちゃったからもう実際には見れないし。

メカに浪漫を感じる方にはオススメの展示。

それと同時にこれは公開したらアウトーって写真はなかった気がします。

研究施設は見る人が見たらアウトーなのかもしれませんが。

公開出来ないし、公開したら誰かの首が飛ぶみたいな事もなく。

ちょっと過度な期待を込め過ぎたのかもしれません。

そんな展示でした。



西澤丞写真展「日本の現場 立ち入り禁止の向こう側」
〜2016年3月31日

月虹と絶景

皆さんは虹を見た事がありますか?

見た事ない人の方が少ないですね。

皆さんは絶景を見た事ありますか?

これも見た事がある人の方が多いでしょう。

では虹色の絶景を見た事はありますか?

今回、コニカミノルタプラザで開催中の展示、『虹色の絶景』に凸してきたよ。
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絶景+虹色。

不思議だけど絶景としか表現の仕様がない。

そのくらい絶景。

いくつかの虹が紹介されていて、中でも月虹という虹、月明かりによって見える虹。

何それロマンチック…

今まで生きてきて見た事ありませんね。
一度でいいから実際に見てみたいなーと。

他にも絶景が虹色。

頭悪い感じの文章ですが、撮影NGだったので、是非各国に凸を。

って難しいと思うので、まずはこの展示に凸を。

それでも難しいって方はグーグル先生に頼って下さい。

個人的なオススメは、張掖丹霞地貌とダロル火山。

ビックリする、山と湖、虹色なんだもん。
マジかよ…こんなの存在するのかってワクワクした気分になるかと思います。



虹色の絶景
〜2016年3月31日

墓場まで持って行けなかった秘密の話

再び神保町画廊。
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皆さんは人に見られたくない物はありますか?
よくね、死んだら何も見ずにPCのハードディスクは破壊してくれとかそういう話聞くじゃないですか。

そんな展示に凸してきたよ。
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架空のふたつのストーリーが交錯します。



「私は妻が出かけている合間、しばしば関係を持った女性を自宅に連れ込んでいた。
カメラが趣味の私は情事に及ぶ前後、彼女をモデルにお互いの楽しみとして写真を撮影していた。そこに写る彼女は日頃からは想像つかない大胆さで美しく私を挑発をしている。
この写真は私たちの秘められた関係の証拠であり、他の誰も見る事の無い二人だけの秘密の記録だ。」



「夫が亡くなって一年が経とうとした時、夫の書斎机の引き出し奥からブリキの缶箱を見つけた。
その中には私の知らない女性が自宅の居間や台所であられもない姿を晒している写真が何枚も入っていた。
私はその写真を見た瞬間、夫が撮影したものだと理解し同時にそこに写る女性との秘密の関係を知ってしまった。
破り捨ててしまいたい程の嫉妬心と怒りを感じながらも写真から目が離せなかった。
私が愛した夫の「作品」としてこの写真を発表しなければと思ったのだ。」



…リアル。

ねぇ、ハメ撮りとかそれに準ずるものが出て来たら普通はキレますね?

しかし、愛した人の作品だからと発表する。

嫉妬とプライドみたいな物ですね、わかります。
というか今後、フィクションじゃなくてやる人はいるでしょう、良し悪しあるでしょうが。



更にね、この写真上手いの。

技術とは別の上手さ。

見てて凄くイラッとさせるセンス。

布団の上、居間の椅子に座ってテーブルに脚を乗せた女性。

最高にイラつく。

女性側というか妻側の視点での話。

こういう表現法もあるんだなって。

最後の後始末の参考に凸してみてはいかがでしょうか?



left behind -残されたもの- 小林修士写真展 
〜2016年3月21日

少女から大人へ

さらに神保町画廊での展示。

村田タマ写真展に凸してきたよ。
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 村田兼一氏の弟子とでも言えばいいですかね。

次回の展示で改名するので、そこから卒業って意味もあるのかもしれませんが。

知ってる限りだと2012年くらいから活動されてて、初回の展示も神保町画廊でした。

初回見てないけど…

というか当時は興味がなかったし、存在自体は知っていたけど。

村田兼一氏のモデル兼アシスタントっていう認識で。

ただバランスが凄く良いなって、脚が長いし。

で、口枷屋モイラ氏とのコラボなんかで作品見て、その後の個展でドツボですよ、ナルシストの壁っていう白黒のプリントを背景に体育座りしている作品。

何故あの時買わなかったんだろうって思うくらい今でも欲しい。

今回の展示は少女性からその先にっていう感じがして。

独特のロリポップな作風から大人の女性へ。

少女性もとても強かったですが、小物のサングラスや下着。
少女性というよりは少女趣味だけど。

メガネないと随分イメージ変わる人でもあります、大人っぽく。

特に合わせ鏡の作品が好きでしたね、今回の物では、直感でですが。

珠かな子に改名後の展示も神保町画廊であるという事なので、これからも気になるアーティストです。



村田タマ写真展『いまは、まだ見えない彗星』A Yet Unseen Comet
〜2016年1月31日

裸体というドレス

引き続き神保町画廊。

「裸体というドレス」に凸してきたよ。
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裸族は敵!

ファッション側の人間からしたらね(笑)

七菜乃氏が、
『私にとって、ヌードは着衣のひとつです。』
という言葉を有言実行したタイトル。

光を纏う。

そういう風にも感じる。
着衣とは何か?

裸ならヌードなのか。

深読みすればする程、ドツボにハマりそうな。

そんな展示。



七菜乃写真展「裸体というドレス」
〜2015年12月27日

七菜乃