目を閉じても見える世界
皆さん、目は見えますか?
このブログを読めるという事は目が見えているという事ですね。
視覚。
さて表現者は目の見えない人にどうやってその表現を伝えますか?
そんな視点で、自由が丘DIGINNERで開催中の展示、『やわらかい くらし』に凸してきたよ。
DIGINNERは初訪問。
ギャラリーとワークショップが出来る空間です。
今回は、ゆにここ個展、初日。
ゆにここはとても注目してたひとつで、主催の鈴木さとみ氏とようやく会えましたね。
『全盲の夫と美術館めぐりをする中で、「作品にお手を触れないで下さい」表示が気になりました。
ちょっと触ってみたい、でも触れない。
触るともっと作品と近くなれるはず…
ふと、それならば触って楽しめる作品を自分でつくってみようと思ったのが
アート道へのきっかけです。』
というところからスタートされています。
で、空間表現。
モッフモフ、フッワフワやで。
お子様に大人気、是非家族でいらして下さいと言わんばかりの見て触れて寝ての体感型空間。
こんな子供部屋欲しかった…
色んな素材で手触りが異なります。
繋げて纏ったりも出来ます。
過去の目隠しワークショップの映像も流れています。
手巻き寿司作り。
このワークショップに参加されてた方が、
『目隠しすると味がわからない、マグロとハマチの違いとかない、いかに視覚に頼ってるのかがわかった。』
とおっしゃられてました。
視覚以外の表現方法のひとつとして、表現の再認識として来てみてはいかがでしょうか?
目では見れない世界が見えると思います。
本当に来てた子供達が喜んでいたので、小さなお子様がいる方にもオススメな展示となっていました。
ゆにここ個展 やわらかい くらし
〜2015年5月28日
ゆにここ