歌舞伎町と俳句
皆さんは俳句は好きですか?
もしくは歌舞伎町は好きですか?
俳句と歌舞伎町、一見真逆に見えますね?
俳句×歌舞伎町=アウトロー
今回はそんなエントリー。
って事で今回、新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」アウトロー俳句出版記念パーティーに凸して来たよ。
はい、載っけから飛ばしますけど、この方が芸術公民館跡地、砂の城のオーナー、北大路翼氏。
砂の城については何度か過去に書いた事がありますが、前回のエントリー、会田誠氏から引き継いだ芸術公民館が現在の砂の城です。
こちら会田氏の肖像画。
で、えーとこのスターリンみたいな格好した人が北大路氏ですけど、まっ、格好から察する事が出来ると思いますが、ぶっ飛んでます。
どうぶっ飛んでるかはウェルカム砂の城って事で。
ほら、書けない事もいっぱいあるじゃん?
でも、そんな北大路氏がはっきり言って唯一と言っても良いくらい真面目に取り組んでる物、それが俳句。
俳句って五七五のイメージでしょうが、北大路氏の俳句は自由律俳句といって五七五には縛られない形。
でも日本語としてある言葉、季語等いくつかの俳句のルールはあるようでそれはきちんと守っている。
これって季語なんだっていう学びというか発見もあります、北大路氏の俳句は。
で、アウトロー俳句、過去に俳句のメンバーの紹介をされた時、歌舞伎町でやんちゃしてる奴を捕まえて来て、俳句読ませて、お前の俳句はイケてないって言って集めたのがこのメンバーですっていう、何言ってんだ、それはっていう紹介されましたね。
出会った頃はまだ周りに刺青入った友達とかいなかったし、これが噂の歌舞伎町…ってなった想い出ありますね、懐かしい。
今ではゴジラストリートとか出来て凄く綺麗になりましたが、良くも悪くも。
はい、って事で話を現代に。
パーティーには50人〜って感じに人がいて、アウトローな屍派からパッと見、あれ?きちんと表舞台にいそうな人って感じにバラバラで。
年齢も性別もバラバラ。
それをひとつに纏めてるのが俳句っていう文化。
これって凄い事だと思う。
これが来場者が詠んだ俳句。
何となくアウトローさは伝わるかと。
いくつか本で気になった句を紹介して終わろうかと。
太陽にぶん殴られてあつたけえ
北大路翼
好きなのは少し壊れてゐるところ
白熊白愉
六本木ヒルズに行つたことがある
海音寺ジョー